Vol.69 2017年9月号
2017年09月01日

こんにちは!!
早いものでもう9月ですね。
今月も経営サポート隊通信を
元気にお届け致します!
【河合由紀子のちょっとイイ話】
私事ですが、今年の2月に出産し、現在は子育てしながら仕事を続けさせていただいております。子育ては初めてのことの連続で思い通りにいかないものですが、試行錯誤しながらなんとか楽しくすごしております。
少し仕事と距離を置かざるを得ない状況になって、感じることがいくつかありました。「絶対私がしなければならないこと」というのは、全くないということがまず一つです。ちょっと語弊がありますので、訂正しますと、税理士業としては、税理士が不在ではそもそも事務所自体が成り立ちませんので、私がいなければ事業は立ちゆきません。しかし、おかげさまでよいスタッフに恵まれ、チェック機能もシステマティックにできるよう仕組みが整っておりますので、私が不在でもしっかりと処理は進んでいるということです。
また、どっぷり仕事の、特に主に作業の中に浸かっていると気づかないことに気づくことができました。仕事を大枠で冷静に眺め、今本当に必要なことは何かを考えるようになりました。これは、稼働できる時間が限られているためということも言えるかもしれません。
では私の役割は何かと考えますと、判断することだという考えにたどり着きました。どちらの方向に進むかの判断は、今は私しかできないことだと思います。なぜなら、全ての責任を負うことが私の役割でもあるからです。
全く一人で仕事をしている場合は別にして、企業(個人事業も含めて)は人間が集まって、ある商品やサービスをお客さまに提供する存在です。そして、その方向性を決めるのが、最終的にすべての責任を負うトップマネジメント(いわゆる社長)であるといえます。
中小企業は、社長がトップセールスであったり、一番の熟練工であったりして、実務に携わらなければ会社が回らないということが多いと思います。もちろん社長が大活躍されるのは良いことだと思います。一方で、社長が病気で不在になれば、たちまち会社がストップしてしまうという事態に陥ることを想像してみてください。社員ばかりでなく得意先、仕入先など様々な方に迷惑をかけはしないでしょうか?
1年に1度、せめて1日で良いので、仕事と距離を置いて、今後の事業について考える時間を持たれることを強くお勧めいたします。
私共では、事業計画作成を通じてそのお手伝いをさせていただいております。業務を離れ、電話もメールも社員さんからの相談もシャットアウトして、ご自身の事業と向き合う時間を作りませんか?是非、お問い合わせください!