Vol.32 2014年8月号
2014年08月10日

こんにちは!!
2014年8回目の経営サポート隊通信を元気にお届けいたします!!
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今月も元気に頑張っていきましょう!!
【河合由紀子のちょっとイイ話】
大和ハウス工業の会長を務める樋口武男さんの著書に
『熱湯経営「大組織病」に勝つ』というものがあります。樋口さんが大和ハウス工業に入社してから会長になるまでの話が綴られています。その中で「成功する人の十二カ条 失敗する人の十二カ条」というものがありました。「成功する人」と「失敗する人」が併記されていますが、次の通りです。
①人間的成長を求め続ける。 現状に甘え逃げる。
②自信と誇りを持つ。 愚痴っぽく言い訳ばかり。
③常に明確な目標を指向。 目標が漠然としている。
④他人の幸福に役立ちたい。 自分が傷つくことは回避。
⑤良い自己訓練を習慣化。 気まぐれで場当たり的。
⑥失敗も成功につなげる。 失敗を恐れて何もしない。
⑦今ここに100パーセント全力投球。 どんどん先延ばしにする。
⑧自己投資を続ける。 途中で投げ出す。
⑨何事も信じ行動する。 不信感で行動できず。
⑩時間を有効に活用。 時間を主体的に創らない。
⑪出来る方法を考える。 できない理由が先に出る。
⑫可能性に挑戦しつづける。 不可能だ無理だと考える。
これらは、リーダーにのみ当てはまるものではなく、誰しもが生きる上で心がけたい事柄です。
この十二カ条を樋口さんは常に手帳に書きつけて、携行しているそうです。心に留めておきたいことがあっても、忙しい日常生活の中でついつい忘れてしまうものです。この本は樋口さんが69歳の時に記されたものですが、常に新鮮で熱い気持ちを持ち続け、理想を抱き続ける努力を欠かしてはならないと感じさせられた一冊でした。とても読みやすい本ですのでオススメです。
(熱湯経営「大組織病」に勝つ 文芸春秋(春秋新書) 樋口武男著)