Vol.65 2017年5月号
2017年05月29日
こんにちは!!
そよ風の心地よい爽やかな季節に
なってきました。
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
今月も経営サポート隊通信を
元気にお届け致します!
【河合由紀子のちょっとイイ話】
昨年11月に大切な祖母を亡くしました。その翌月に、親しくさせていただいていた税理士の仲間を亡くしました。祖母は満89歳、税理士仲間は満57歳でした。
祖母とは同居はしておりませんでしたが、私が生まれた頃は40代だった祖母にはずいぶん面倒を見てもらいました。根が明るく、一本筋の通った性格で、料理上手、過剰なまでに祖父の世話をしていました。そのおかげで若い頃は不摂生をしていた祖父も長生きできたんだと思います。亡くなる半年前位から体調が悪くなり、1ヶ月弱の入院でした。直前まで頭はしっかりしており、見舞いに来る親族ひとりひとりに言っておきたいことを言い、してほしいことを伝え、多くの親族に囲まれて亡くなりました。
税理士仲間は、私が税理士登録をしてすぐに親しくさせていただくようになった方です。年は10歳以上うえの先輩ですが、ざっくばらんに色々お話をしてくださり、またいろんなアドバイスもしてくださいました。気の合う税理士が数名集まって定期的に食事をしたり、悩みをきいてもらったりといった関係で、お付き合いも15年ほどになります。約4年前に発病され、仕事と闘病生活と、と大変な時期を乗り越え回復に向かっていたと思っていた矢先のことでした。
普段普通に生活をしていると、人生に終わりがあることを考える機会はあまりありませんが、人の死に触れるたびに、生きることについて考えさせられます。折しも大切な2人とのお別れの際に、私は妊娠しておりましたので、より強くそう感じたのかもしれません。
あるセミナーで「自分の葬儀を想像してみてください。参列者にどのような人であったと言われたいですか?」という質問に答える機会がありました。皆さまならどのように答えられるでしょうか?その答えが、これからの人生をどのように生きるかに対する答えになるのではないでしょうか?
人間誰もが一人で生まれ、人の間で生き、そして一人で死んでいく。短い人生の中でいったい何ができるんだろう。どんな生き方ができるんだろう。様々な想いを巡らせる機会をいただいた昨年の冬でした。








