2016年9月の金言
2016年09月12日



2016年9月の金言
2016年09月12日

Vol.56 2016年8月号
2016年08月01日
こんにちは!!
8月になりました。
暑い夏、
皆さまお元気にお過ごしでしょうか?
今月も経営サポート隊通信を
元気にお届け致します!
【河合由紀子のちょっとイイ話】
先日、『グッドライ~いちばんやさしい嘘~』という映画を見ました。
1980年代にアフリカのスーダンの内戦により、親を亡くした子供たちが、長い道のりを経て難民キャンプに辿り着き、その後アメリカに亡命します。アメリカで、文化の違いに戸惑いながらも、まっすぐ人生と向き合っていく若者たちが描かれている映画です。
冒頭のシーンで、内戦により武器を持たない素朴な暮らしをしている人々の村が、ヘリからの爆撃や銃撃を受ける場面があります。罪のない人の命を奪う人間の愚かさに怒りを覚えるとともに、攻撃から逃れ、安全な場所へ旅立つ子どもたちに人間の強さを感じました。また、難民キャンプまで、様々な苦労を乗り越え1200キロ以上徒歩で歩き辿りつきますが、人間の生命力を感じました。
この映画の最後に次の文章が画面に流れます。
「早くいきたいなら、一人で行きなさい。
遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさい。」
アフリカの諺だそうです。
この諺を読んで、またこの映画を見てしみじみと感じたことがあります。
一人で動く方が自分のペースで効率よく、大人数で動くよりも早く目標に辿り着けるでしょう。
しかし、苦難を乗り越えながら、当初の目標よりももっと遠くへ行くには、仲間が必要です。人は仲間と力を合わせることにより、ありえない成果をもたらすことができるものです。
人が食事により体に栄養を送り、生命を維持するように、人から与えられる励まし、賞賛、共感やなぐさめにより心に栄養が送り込まれ、やる気と能力が開花するものです。人は体の栄養だけでは生きていけません。心にも栄養が与えられることにより、心身ともに健康になり、夢の実現に向けて前向きに動き出すことができるのです。
河合税理士事務所では、心の栄養が組織の活性化に繋がると考えております。セミナーを通じて組織が活性化する仕組みをご提供しておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。
2016年8月の金言
2016年08月01日

Vol.55 2016年7月号
2016年07月11日
こんにちは!!
早いものでもう7月、
今年も折り返しですね。
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
今月も経営サポート隊通信を
元気にお届け致します!
【河合由紀子のちょっとイイ話】
ピーター・F・ドラッカーという名前をお聞きになったことはありますでしょうか?ウィーン生まれの経営学者で、多くの経営に関する名著を遺しています。
ドラッカーの言葉の中に下記のものを見つけました。
『中小企業の最高責任者は、他の誰にも任せることのできない次の二つの課題に取り組む時間を必ず持てるように、自分の職務を構成しなければならない。その一つは、「外部」向けの時間、すなわち、顧客、市場、技術のための時間であり、もう一つは、「内部(社内)」の基幹要員とじっくり会うための時間である。間違っても机にしばりつけられるようなことがあってはならない。』
いかがでしょうか?
企業は外部とのかかわりなしに生きていくことはできません。だから、経営者は常に外部の環境に直接触れている必要があるということです。
次に、組織運営についても、自ら社内の鍵となるスタッフのところに出向き、現場に自ら赴くことが大切であるということを伝えています。
特に中小企業は、人とお金の面で大企業に比べてどうしても劣ってしまいます。だから、トップが直接現場と繋がることができるという強みを活かして、直接現場の情報を素早く収集し、独自の管理方式で組織を動かすことが重要です。
それを実現するためにも、経営者は自由な時間を持つことが必要であると、ドラッカーは言っています。特に予定が決まっていない時間をとることで、「外部」に触れ「内部」からは情報収集し、想いを伝える時間を取ることができ、中小企業ならではの生き方を実現することができるのだと思います。
2016年7月の金言
2016年07月11日

Vol.54 2016年6月号
2016年06月20日
こんにちは!!
梅雨のジメッとした季節になりましたが、
皆さまお元気でお過ごしでしょうか?
今月も経営サポート隊通信をお届け致します!
【河合由紀子のちょっとイイ話】
先日、ビジネス文書について改めて勉強する機会がありました。知っているようで知らないことが多く、反省することもたくさんありました。
また、現代社会ならではの落とし穴にも気づかされました。昔は上司に印鑑をもらわなければ社外に文書を出すことができませんでしたが、現在はメールなどで社外に文書を直接出すことが多くなっています。これは、つまりビジネス文書の書き方について、鍛えられる機会が少なくなっているということです。しかし、会社や組織の名称をつけて社外に出す文書は、社内の承認を得ていなくても、対外的には「公式」の文書と位置付けられます。うっかり恥ずかしい文書が外に出てしまわないよう、より一層ビジネス文書に関する教育が必要だと感じました。
ビジネス文書の考え方は「短く・易しく・正確に」ということです。
一文の長さは、40~50字程度、一段落は100~120字程度を目安にすると読みやすいようです。
また、漢字は「常用漢字」が原則で、全体として漢字の率は30%台が一般的です。ちなみに、新聞は37%前後ですので、そのくらいの感覚に目が慣れているということです。
他にも、ダブリは下品な感じを与えるので注意が必要です。例えば、「~だけに限る」→「~に限る」、「過保護すぎる」→「保護しすぎる」、「約1時間ぐらい」→「約1時間」などです。ついつい使ってしまっていることがあるかもしれません。
他にも、『「殿」「様」論議』というものがあります。昭和27年の国語審議会では、『①「さん」を標準のかたちとする、②「さま(様)」はあらたまった場合のかたち、また慣用語に見られるが、主として手紙の宛名に使う、③将来は、公用文の「殿」も「様」に統一されることが望ましい』とされています。つまり、「殿」は国や地方公共団体が職務上作成するものに使われ、その他はビジネス文書では「様」を使うのが一般的ということです。
とにかく迷った時は、現在国が何を標準と定めているのかを知ることにより、判断することができます。なぜなら、時代により日本語は変わっているからです。ただ、標準を知らずに我流でビジネス文書を作成すると、危険を伴うということですね。
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