2015年3月の金言
2015年03月10日



2015年3月の金言
2015年03月10日

Vol.38 2015年2月号
2015年02月10日
1月はあっという間に過ぎ気が付けば2月!
2月と言えば節分、入試、確定申告などなど
意外と節目になるイベントが多いような気がします。
それでは、今月も元気に経営サポート隊通信
をお届けいたします!!
【河合由紀子のちょっとイイ話】(致知2015年2月号P36~39)
時代はこれまでのルールが通用しない未知の領域に突入しつつあります。この未曾有の変化の中を、我々はいかに歩んでいけばよいのでしょうか。行動観察という新しいマーケティング手法により様々な分野でイノベーションを巻き起こしている松波晴人氏が、未来をひらく視点や考え方について話されている記事がありましたので、紹介させていただきます。
『私たちはこれまで、ある一定の「正解」の下で活動をしてきました。ところがいまは、変化のスピードが速くなることで正解のない時代となり、我々自身が「正解」を生む必要が出てきました。組織にも個人にも、大きな変化が求められる時代なのです。…従来の枠組みの中でただ改善を繰り返すだけでは到達できない領域です。求められるのはリフレーム、つまり枠組みそのものを変え、まだ誰も気づいていない新しい価値を生み出すことなのです。このリフレームを、どのような場でも能動的に引き起こすために推進しているのが、「行動観察」という新しい手法です。
行動観察とはその名のとおり、対象となる“場”に行き、そこで行われている行動や言動を観察する方法論です。…以前、高齢者向けの新しいビジネスを立ち上げたいというご依頼を受け、高齢者の行動観察をしたことがあります。その際、…一人暮らしのお爺さんのご自宅を訪問している最中に、ご自分で注文したという鮭が一匹北海道から送られてきたことがありました。一人ではとても食べきれない量でしたが、ご近所に配りたいので頼んだとのことでした。こうした観察結果から見えてきたのは、お年寄りは、相手に何某かの貢献をしたい、ありがとうと喜んでもらいたいという気持ちをもっているということでした。社会との繋がりが希薄になってくるため、身近な相手に喜んでもらうことを通じて、少しでも世の中の役に立っている実感を得たいと思っておられるのです。そういう視点で既存の養老施設を見てみると、毎日いろんな催しを行い、お年寄りを楽しませようと頑張っているところがほとんどです。しかし、それはお年寄りが本当に求めているものとは違うのではないか。お年寄りに与えるばかりでなく、逆にお年寄りの側から何かを提供してもらえる場を演出する方が喜ばれるのではないか、という発想の転換に至ったのです。これがまさしくリフレームというものです。
…世界ではいま、次々と新しい土俵が生まれつつあり、日本も手をこまねいていては、他の国や会社の下請けのような立場に甘んじることになります。加えて、目覚ましい進歩と遂げつつあるコンピューターやロボットに、人間の仕事が次々と奪われつつあります。こういう厳しい状況下で未来をひらいていくためには、解釈する力と創造性を磨いていくことが重要だと思います。…目の前のお客さんが何を求めているかを察して行動に移す、日本のおもてなしの精神にも通ずるものがあります。この力を養うためには、とにかく様々な場所に出かけて目を養うことが大切です。』
枠組みそのものを変えるために、想像ではなく実際に観察して「解釈する力」と「創造性」を身につけることが重要ですね。枠組みを変えるというととても難しく大変なことで何から手を付けていいやら…となってしまいがちですが、課題のあるところを観察することは実行しやすく、具体性もありとても良い方法だと思います!
2015年2月の金言
2015年02月10日

Vol.37 2015年1月号
2015年01月10日
新年あけましておめでとうございます!!
お客様の“未来を創るお手伝い”を合言葉に
スタッフ一同頑張ってまいりますので、
何卒よろしくお願い申し上げます!
【河合由紀子のちょっとイイ話】
皆様良いお正月を過ごされましたでしょうか?
年始のお話を何にさせていただこうか悩んだのですが、私の一生のテーマと考えています『事業承継』について書かせていただきたいと思いますので、少しお付き合いください。
最近事業承継のお話をさせていただく機会が大変多くなってまいりました。
皆様『事業承継』という言葉をどのように感じられるでしょうか?
税理士が事業承継についてお話をさせていただく際に、必ず出てくるのが株価対策、相続税対策といった相続税にまつわるお話です。事業承継を相続の話ととらえますと、「話題にしにくい」「現社長の考えること」「まだ考えなくてもいいかも」といった具合で先送りなってしまいます。
しかし、事業承継は相続とイコールという話ではありません。相続は亡くなられた時点で財産や債務の内容と金額を確定させ、それを相続人の方が分け、一定以上の相続税の対象となる額の財産があった場合には相続税の申告をするということですので、お亡くなりになった時点で財産の価値は決まります。
一方、事業承継は動いている事業を後継者が引き継ぎます。引き継いだ後、事業の価値を高めるのも下げるのも後継者次第です。つまり「主役は後継者」なのです。「誰が」「どのように」継ぐかということが最も大切なことです。
市場の環境は、変化のスピードが早く、より複雑で厳しいものになっており、従来のビジネスモデルでは生き残りが厳しくなっています。親が事業をやっているから何となく継ごうかな、といった安易な考えでは、生き残ることはできません。「事業承継とは価値あるものを次世代につないでいくということである」という考えのもとに、常にゼロベースで後継者を誰にするか考え、是非とも継ぎたいと言われる会社に磨きあげることが、経営者としても最も大切な仕事であると言えます。
また、事業を継いでみたいと考えておられる後継者候補の方、あるいは後継者としての道を歩みはじめられた方は、継ぐ予定の会社や事業をどのようにしていくか継ぐ前からしっかり考えておくことが大切です。経営者は会社の他の社員さんや役員さんと決定的に違うことがあります。トップになれば誰からも指示がきません。全て自分で決定し、責任を負わなければならないのです。その覚悟をもって、トップになる前からこの会社をどのようにしていこう、そのために自分に必要な能力は何か考え、身につけることができるものはしっかり身につけておくべきです。
事業承継は様々な変化が一気に起こる時ですので、大変な時期ではありますが、会社に良い変化をもたらすチャンスでもありますので、是非前向きに考えていただけたらと思います。
2015年1月の金言
2015年01月10日

Vol.36 2014年12月号
2014年12月10日
こんにちは!!
2014年最後の経営サポート隊通信を
元気にお届けいたします!!
今年も残すところ1ヶ月です!
年々1年が過ぎるのが
早くなっているように感じますが、
残り1ヶ月悔いの内容に過ごしたいものです。
【河合由紀子のちょっとイイ話】
今年最後の通信ですので、少し今年の私の活動を振り返ってみたいと思います。
今年は、昨年末から始めました後継者の学びの場である「後継者の学校」の第1期が5月に修了し、第2期も先月修了しました。修了されて社長に就任された方、事業に戻られ日々の業務に加えて自社をどのようにしていけばよいか、受講前とは異なる視点でのアプローチを試みられている方などなど、それぞれに頑張っておられます。修了された方々とのつながりを大切にしながら、第3期のスタートを切るべく、現在受講者の方を募集しております。(事業承継に悩んでいらっしゃる経営者または後継者の方、なんだかもやもやしている方がいらっしゃいましたら是非ご紹介くださいませ。)また、事業承継に関係する講演のご依頼をいくつか受けさせていただきました。業種や形態に関わらず、共通する部分が多くあることを実感しました。この活動は徐々に広がりはじめており、来年も引き続き力を入れていこうと考えております。
また、先月号にも書かせていただきましたが、“未来を創るお手伝い”に注力するため、株式会社プラス・パートナーを5月に設立いたしました。今年は助走の期間でしたが来年はセミナーの定期開催等企画していきますので、是非ご参加くださいませ。
さらに、今年もおかげさまでご縁をいただき、多くのお客様のご紹介をいただきました。最近は起業間もない若いお客様のご紹介も多数いただいております。繋いでいただいたご縁に感謝し、ご紹介いただいた皆様のご期待を超えることができるよう、今後も日々努力を続けたいと思います。
最後になりましたが、事務所のメンバーは女性2名と男性1名、そして私の弟である河合保憲が加わり、よりパワーアップしております。これからの時期は私どもの業界では繁忙期を迎えますが、来年に向けてより良いサービスを提供することができるよう計画中ですので、どうぞご期待くださいませ。
今年も大変お世話になりました!来年も何卒よろしくお願い申し上げます!
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