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経営サポート隊通信
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Vol.93 2019年9月号

2019年09月03日

こんにちは!!

9月になりました。

今年も残り3分の1になりました。

今月も経営サポート隊通信を

元気にお届け致します!

 

【河合由紀子のちょっとイイ話】

最近、インド人の若者と話をする機会がありました。「インドの人は英語が堪能だけど、実際にどれくらいの人が英語を話せるの?」と聞いたところ、「20代で50%くらい、もっと若い人だと70%くらい。」とのことでした。「日本ではそこまで話せる人はいないかも。」と言うと、次のような答えが返ってきました。

「インドは多民族国家で、公式に認められている言語だけでも20以上ある。だから違う州に行くと言葉が全くわからない。街の標識や看板にはかならず英語が併記されているし、他の州の人と話すときは英語が便利。日本では国内で言葉が通じないということはないから、英語の必要性がないんじゃない?」

なるほど。必要だから話せるようになるというのはそうかもしれないな、と思いました。そして、インターネットの急速な発展によって世界がとても身近なものになってきている今、どの国の人でも英語を共通言語としてコミュニケーションをとるようになってきていると感じます。

そして、私から見ればとても流ちょうに英語を話す彼がこんなことを言いました。「インドで話されている英語は、インド流にアレンジされているから、例えばアメリカ人が話す英語の中にはわからないことも結構あって、意味を推測して話をしていることも多いよ。」この言葉を聞いて、これからは英語を母国語とする人が英語を話す方が世界的に見れば少なくなるかもしれないと感じました。独特の言い回しや難しい単語は使わない、共通言語としての英語で世界中の人が簡単にコミュニケーションする時代がすぐそこに来ているような気がします。

 

 


2019年9月の金言

2019年09月03日

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2019年8月の金言

2019年08月01日

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Vol.92 2019年8月号

2019年08月01日

こんにちは!!

8月になりました。

毎日暑いですがいかがお過ごしでしょうか?

今月も経営サポート隊通信を元気にお届け致します!

 

【河合由紀子のちょっとイイ話】

(『熱湯経営―「大組織病」に勝つ』樋口武男 文春新書 172~173頁)

今月は、現大和ハウス工業株式会社の取締役会長である樋口武男氏の著書『熱湯経営』にある「成功する人の十二カ条 失敗する人の十二カ条」をご紹介したいと思います。

『私が黒革の手帖に書きつけて、つねに携行している言葉がある。「成功する人の十二カ条 失敗する人の十二カ条」である。(本文では上下で対比していますが、ここでは左右で対比して記載します。左が「成功する人」右が「失敗する人」です。)

一、人間的成長を求め続ける。       現状に甘え逃げる。

二、自信と誇りを持つ。          愚痴っぽく言い訳ばかり。

三、常に明確な目標と指向。        目標が漠然としている。

四、他人の幸福に役立ちたい。       自分が傷つくことは回避。

五、良い自己訓練を習慣化。        気まぐれで場当たり的。

六、失敗も成功につなげる。        失敗を恐れて何もしない。

七、今ここに100パーセント全力投球。  どんどん先延ばしにする。

八、自己投資を続ける。          途中で投げ出す。

九、何事も信じ行動する。         不信感で行動できず。

十、時間を有効に活用。          時間を主体的に創らない。

十一、できる方法を考える。        できない理由が先に出る。

十二、可能性に挑戦しつづける。      不可能だ無理だと考える。

 

~中略~私はこの「成功する人の十二カ条」を次代をになう人たちに実践していってもらいたいと考えている。そうすればかならず、優れたリーダー像を形つくることができる。』久しぶりにこの本に目を通しましたが、私も自分の行動を振り返って、左側の行動ができているかどうか、定期的に確認しなければ、と感じました。


2019年7月の金言

2019年07月01日

今月の金言


Vol.91 2019年7月号

2019年07月01日

こんにちは!!

もう7月になりました。

気象庁によりますと、例年よりも気温が低くなるようですが、体調管理には気を付けたいものです。

それでは、今月も経営サポート隊通信を元気にお届け致します!

 

【河合由紀子のちょっとイイ話】

(「未来の年表」河合雅司著 講談社現代新書)

人口の減少が止まらず、それに伴う様々な課題を抱える日本ですが、その具体的で効果的な対策がなかなか見つからないまま、時が過ぎているように思います。2017年に発行された「未来の年表」という本があります。当時話題になりましたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

この中に、人口の推移を表したグラフが載っています。2017年には1億2653万人だった人口が、2065年には約8,808万人、100年後には約5,060万人、200年後には約1,380万人、そして300年後には約2,000人になってしまうというものです。これは、国立社会保障・人口問題研究所の出している「人口統計資料集」から引用したものです。計算上の数字ですし、今現在生きている人が確認することはできませんが、想像を絶する数字です。

この本の後半では、人口減少に対する10の処方箋が書かれています。その一つに、「非居住エリアを明確化」という項目があります。国土を人が住む地域と住まない地域に色分けして、国を効率的に作り変えるというものです。少数でも人が住んでいれば公共のインフラを整えなければなりませんので、行政コストの効率が悪くなりますが、エリアを限定して住みやすい街に整えることにより、効率のみでなくにぎわいも維持することができ、ビジネスも活性化しやすくなるというメリットがあります。

今の形のままどうにかしようとするのではなく、課題の根本を考えて、大きく形を変えることが必要になってくる時代に入っていくと思います。そのためには、将来こうなるであろうという前提のもとに、それに対する対策を考えなければなりません。それは行政に限ったことではなく、個々のビジネスにとっても大切になってくるのではないでしょうか。


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